こんにちは、PRの伊藤哲弥(@tetsuyaito_2)です。
このたび、LAPRASポートフォリオにAtCoderアカウントとの連携機能がリリースされました。この記事ではAtCoderアカウントとの連携方法や、機能開発の背景について紹介します。
AtCoder追加の背景
AtCoderは20万人以上が参加登録している、日本最大の競技プログラミングコンテストサイトです。
LAPRASのログインユーザーからもポートフォリオへの追加要望をいただいていたこともあり、AtCoderの追加は、昨年から計画していました。
※記事内の開発計画は順番が大きく変わっています。
LAPRASポートフォリオの技術力スコアは、6つの要素から構成されています。
その中でも特に比重が大きい「GitHub Repo」「Qiita like」「teratail Score」はいずれもスターやLGTM、ベストアンサーなどの他者からの評価がスコアに影響しています。
一方で、パブリックなレポジトリを持っておらず、Qiitaで記事を公開していない、teratailにも参加していない方でも個人でもくもくと開発している優秀な方がいるはずです。
AtCoderでは、コンテストに参加することで自身のプログラミングスキルを証明することができます。
GitHubやQiita、teratailなどで活動していない方のスキルもLAPRASポートフォリオで表せるように、このたびAtCoderを追加することとしました。
連携方法と仕様について
他のSNS、サービスとの連携と同じようにポートフォリオページ上部の「連携編集」から設定できます。
アカウント連携が完了すると、連携サービスの一覧にAtCoderが追加され、LAPRAS SCOREの下部にはRatingが表示されます。
※認証には30分から1時間ほどかかる可能性があります。
※負荷を軽減するために、連携後のクロール頻度を下げています。
連携後にRatingが変化しても、反映するまでには時間がかかりますので予めご了承ください。
スコア反映は未実装
現在は、AtCoderのRatingは技術力スコアには反映されません。
今後アルゴリズムを整えて反映する可能性もありますが、時期や実施可否は未定です。
個人がコントロールできるポートフォリオへ
これまでLAPRASではサービス同士のSNS連携などをフックにしてポートフォリオの解析・自動生成を行っていました。
今後も同様に自動生成・自動連携は強化していく予定ですが、一方でユーザーが自身でアカウント・情報を追加(場合によっては削除)できる機能開発も同様に推し進めていきます。
こういった自身でアカウント・情報を追加できる機能には、「ブログ連携機能」、自身のおすすめURLを設定できる「Selections」、「Speaker Deck連携」などが挙げられます。
Web上の繋がりだけでは同一人物のアカウントとは判別できないこのようなサービスも、今回のAtCoderのように任意で追加できる仕組みを活用することで比較的容易に連携できます。
オープンデータの自動紐付け、ユーザーの任意追加、そして「職務経歴」や「やりたいこと、興味のある仕事・分野」などのユーザー入力によるクローズドデータをかけ合わせて、よりその人を正確に、そして魅力を伝えられるサービスにしていこうと考えています。
おわりに
LAPRASでは、正確で、魅力を伝えられ、エンジニアキャリアにプラスになるポートフォリオを目指していますが、一方で自身のポートフォリオ見て純粋に楽しんでもらうということも大事にしていきたいと思っています。
ご自身のポートフォリオが日々充実していく様子をぜひ楽しんでください。
そして、「もっとこうしたら楽しい」というアイデアもぜひお寄せください。
※ポートフォリオページ右下のチャットからご連絡ください。
今後もLAPRASをどうぞよろしくお願いいたします!