40代エンジニアが新たな業界へ挑戦。学歴や年齢に縛られない転職とは

<プロフィール>
鈴木 智さん:
大学を卒業後、新卒で請負型のシステム開発会社に就職し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。2社目以降は一貫して医療系のシステムの開発に従事する。同業界の中で何度かの転職をしていく中で「エンジニアとしての新たな可能性」を摸索するようになり、異業界であるWebサービスの世界で新しいキャリアをスタートさせる。

LAPRASが目指すのは、最善の選択肢とのマッチングを通した、よりよいキャリア作り。LAPRASを通じて転職された方の転職やキャリア作りについてのインタビューをお届けします。2021年2月より、株式会社ヌーラボで「認証・認可」のスペシャリストとして活躍する鈴木さんからお話を伺いました。

ずっと必要とされるエンジニアである為に、技術を再構築したかった

2021年2月にヌーラボに、認証・認可周りを担当するエンジニアとしてジョインしました。Nulab Passというヌーラボ製品(Backlog・Cacoo・Typetalk)のセキュリティとアカウント管理をより一層強化するサービスを担当しています。Webサービスのエンジニアとしては、ヌーラボがファーストキャリアになりますね。前職までは医療関連施設で利用されるシステムのエンジニアとして働いていました。2社目から20年以上続けてきた業界からの挑戦。まったく違う業界へのチャレンジでした。

― まったく違う業界に挑戦しようと思った理由は?

転職を意識したのは2019年くらいです。きっかけは「エンジニアとしてのキャリアをこれからを考えた時に、自身のエンジニアとしての技術の再構築が必要不可欠」だと思ったんですよね。私がエンジニアとして働き始めたころと比べて、世の中は大きく変化してきました。それまでに使っていた技術が使われ無くなっていく感覚をうっすらと感じていましたね。新卒で就職後、何回か転職は経験していましたが、多くは同じ医療業界内のものでしたので新しい技術に触れる機会も少なく、「このままではエンジニアとして成長や可能性が頭打ちなのでは」と感じるようになったのがきっかけですね。前職で「認証・認可」の開発業務を担当するようになったのを機に、connpassなどを通じて勉強会に参加したり、GitHubでアウトプットを発信するようになりました。

― LAPRASを利用するようになったきっかけを教えていただけますか?

LAPRASに興味を持ったのもアウトプットを意識するようになったのと同時期です。「自分のスコアが可視化される」という点に惹かれてLAPRASを利用し始めました。認証・認可に関する勉強を始めた際に、自身の学習の復習を兼ねてGitHub、Qiitaにアウトプットするようにしていました。自分の学んだ内容をノートに書き写すような感覚に近いものでしたね。前職の医療関連業界での開発技術は専門的な部分も多く、業界的にもアウトプットする文化があまり無かったので、ほとんどこういった活動はしていませんでした。

認証・認可周りに強いエンジニアは、数も少なく希少価値も高いと感じていました。自身のエンジニアとしての市場価値を高めるには、そういったニッチなスキルに強いキャリアは、転職活動する上でも大きな武器になったと思います。実際に多くの企業様からカジュアル面談などのお誘いをいただきましたし、かなり需要の高いポジションだとは感じています。

― ヌーラボのどんな部分に魅力を感じましたか?

エンジニアリングスキルやカルチャーマッチを重視していて、個人的なことを必要以上に聞いてこないという点が一番心に残っていますね。年齢とかではなく、持っている技術・知識をフラットに見て評価してくれた点は嬉しかったです。私は今年で48歳になるんですけど、年齢を理由に選考から外れてしまう企業もありましたので…。
40代を超えてから、新しい技術や自らの課題に対する探求心みたいなところを高く評価していただいたように感じています。こういったスタンスの企業と接点を持てるきっかけとなったLAPRASにはとても感謝しています。

― ありがとうございます!

ヌーラボに関しては、実はLAPRASでお声掛けしていただく前から知っていたんです。ヌーラボはFIDO(※1)の導入がすごく早かったんですよね。「この規模の企業で、認証・認可に関してリッチな環境を整えているところはヌーラボ以外にない」と界隈のエンジニアの間では、結構注目されている存在ではありました。
そういった背景もあったので、ヌーラボには認証・認可のスペシャリストが多く在籍しているのではと思っていました。ですが、実際にお話を聞かせていただくと、認証・認可のスキルに特化したエンジニアというよりは、サービス全体をカバーできるエンジニアの方が多かったですね。「認証・認可」に関連する部分では、かなり大きな責任を持って開発に取り組ませてもらえるというのも魅力に感じましたね。

※1)FIDO(ファイド)は、Fast IDentity Onlineの略語で、従来のパスワードに代わるとみられている認証技術のひとつ。 業界標準になるとみられている。 業界団体であるFIDO Allianceによって規格の策定と普及推進が行われている。

LAPRASで興味通知を送っていただいた企業に関しては、できる限りカジュアル面談を受けるようにしていました。今だとほとんどがオンラインで完結できるので助かりました。前職で地方出張していた宿泊先でカジュアル面談を受けたこともあります。前職だと客先に出向かないと作業できない環境も多かったので、こういった地理的な問題を簡単にクリアできた点は助かりました。転職活動なども挑戦しやすい時代になりましたよね。

私のLAPRASプロフィールを見て、興味通知を送ってくださった企業との接点は積極的にもつようにしていました。「自分のどういった部分を評価してくれるのか」「どんな企業とマッチする可能性があるのか」、転職の為の情報収集にもなると思います。実際に話してみてわかる企業のカルチャーなどもありますし、たくさんお話できた点はとても良かったですね。

― 実際にLAPRASを使ってみての感想を聞かせていただけますか?

GitHub・Qiita・Zenn・connpass…、様々なサービスと連携して、自動でスコアが算出されるのは面白いですよね。「もっとスコアを高くしたい」と、アウトプットのモチベーションにも繋がっていると思います。少なからずアウトプットを続けていくひとつの動機付けにもなっているんじゃないでしょうか。ヌーラボ入社後は、LAPRAS上の転職意欲も下がり、ほとんどログインしていなかったのですが、先日久々に確認したらまた少しスコアが上がっていました(笑)。こういうのって地味に嬉しかったりもします。

転職を考えるなら、アウトプットを意識するべき

― 今後、周りの人が転職を考えた時にLAPRASはオススメできるサービスですか?

もちろんオススメできるサービスだと思います。ただ、「アウトプットをしっかり行っている」という前提があった場合にですが。様々なサービスから情報をクローリングしてスコア化してくれるので、積極的にアウトプットを行っているエンジニアほど有効活用できるのではないでしょうか。エンジニアとしてのスキルはもちろん、学びに対する姿勢などもフラットに見られるサービスだと思っています。

― 最後に「最善の選択肢とのマッチングを通した、よりよいキャリア作り」は今回実現できましたか?

はい。理想的な環境への転職を実現できたと思っています。学歴や年齢に縛られない、エンジニアとしての本質を伝えられる転職活動ができたのはLAPRASの存在も大きかったですね。

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