転職サービスではなく「転職をまだ検討していないすべての人」の可能性を広げるサービスへ

LAPRAS NOTEでは、LAPRASにログインした方、これからログインして自分のプロフィールページを見てみようと考えている方向けの情報を発信していきます。

第1回目となる本記事では、LAPRAS代表の島田と、プロダクトマーケティングマネージャーの染谷にLAPRASを通して実現したい世界について話を聞きました。

《プロフィール》
島田寛基(写真左):
2015年、京都大学で計算機科学の学士号を取得。人工知能を専攻。大学時代にはグーグルでインターンシップのほか、Incubate Fundにてさまざまなスタートアップ支援を経験。2016年、イギリスのエディンバラ大学大学院で修士号を取得。2016年、日本初のAIヘッドハンティングサービスを運営するLAPRAS株式会社を創業。

染谷健太郎(写真右):
2009年に東京大学文学部を卒業し、株式会社リクルートジョブズに入社。主に新規事業開発を担当して、BtoBSaaSなど複数の新規サービスの立上げ・推進に、コアメンバーとして関わる。担当サービスにて「日本HRチャレンジ大賞人材サービス優秀賞」や「グッドデザイン賞」を受賞。2018年1月よりLAPRAS株式会社のプロダクトマーケティングマネージャーとしてジョイン。

企業優位の情報の非対称性を解消し、個人の市場価値を可視化させる

– 2019年の4月にLAPRASを個人にも公開したのは会社としてもサービスとしても大きな転換だったと思いますが、どういう意図で個人に公開しようと決めたんですか?

(島田)
LAPRASは2017年5月から企業にサービスを提供していたのですが、個人向けに情報を公開しないと情報の非対称性が解消されないと考えていたので、当初から公開する予定でした。

LAPRASがやりたいことは、人々の情報を可視化して統合的な基準を作ることによって企業優位な構造を変えるということです。例えば、自身の市場価値が可視化されていないがために不当な条件で働いているような優秀な人材に、スカウトという形で正しい評価・待遇を与えることなどです。

でもこれまではLAPRASも企業にだけ情報を与えていたため、結局のところ情報の非対称性は解消していませんでした。個人の情報をその人自身にも提供して、情報の非対称性を解消するということは必ずやらなければいけないことでした。

– 個人にとっては自分の情報が見られるようになったことでどんなメリットがあるんですか?

(島田)
これまでもあったメリットですが、自身の情報を統合的に判断された基準(スコア)とともに公開していることで、履歴書を何枚も書いたり、自分にマッチする企業を何社も探さなくても企業の方から声がかかって良い環境に転職できるということがあります。

LAPRASを個人向けに公開してからは、転職意欲や雇用形態も選べるようになり、さらにマッチングの精度があがったと考えています。

もう1つ、その人のアウトプットを記録できるログのような使い方ができることもメリットと捉えています。自身の学習や成長を記録していくこと、そしてもっとスコアを上げるためにQiitaに記事を書くなど学習やアウトプットのモチベーションにすることは、統合的な基準を作っているLAPRASだからこそできることだと認識しています。

いわゆる転職サービスとは違う「転職をまだ検討していない人向けのサービス」こそがLAPRAS

– LAPRASの直近の改善について聞かせてください。どんな点を強化していくんですか?

(染谷)
今後やりたいこととしては、より企業と個人の良いマッチングが増えるようにコミュニケーション面の機能強化をしていきたいです。
具体的には、興味通知にメッセージを添えてより具体的なコミュニケーションができるようにしたり、「興味がある」だけではなく様々なリアクションができるようにしていきたいと考えています。

あとは、自身のプロフィールをもっと楽しく使ってもらえるようにしたいです。これまでのアウトプットや実績が可視化されて客観的に評価されているのがLAPRASなので、納得感やワクワクをもっと高めていきたいです。

逆に、現状では一部の方に対してスコアの納得感が低いケースがあります。そこは公平で納得感のあるスコアにしていかなければいけないと考えています。
また現在はクロールしているサービスの数も限られています。最近ではnoteをクロール対象に追加しましたが、今後クロール先をどんどん増やすことによって個人の活動をきちんと総合的に評価したいです。


– 今、LAPRASを通じて得られるメリットの多くは転職に関するものが多いと思いますが、LAPRASは転職サービスという位置づけとは少し違う気がするんですがどう考えていますか?

(島田)
現在世の中にあるいわゆる転職サービスとは違うものです。すぐに転職したい人のためのサービスというよりも、転職をまだすぐには検討していない人向けのサービスだと考えています。
転職活動中ではなくても、ログインしているだけで将来の転職先や良い仕事の案件が舞い込んでくる、そういうサービスを目指しています。近い将来には転職や副業だけでなく、他の領域にも進出してすべての人の可能性を広げられる存在になりたいと思っています。

最近では副業やインターンといった雇用形態も選べるようになったので、より転職活動以外の面でもメリットが享受できるようになっています。

オープンにすることのメリットを大きく具体的にしていきたい

– 自身の情報をオープンにすることに抵抗感がある人もまだまだ多いと思いますが、情報をオープンにすることについてはどう考えていますか?

(島田)
情報をオープンにすることのメリットはとても多いと考えています。OSSもそうですが、オープンにすることでシナジーが生まれたり、思わぬところから声がかかったり、自分の知らない選択肢を見つけることができます。
一方で人々の悪意が高まれば高まるほどオープンにするリスクも高まります。Facebookのケースをはじめ、突発的な事件が起こるごとに世界はクローズになっていきます。

LAPRASではオープンにすることのメリットをもっと大きく、具体的にすることで世の中のオープン化を推進していきたい、そしてミスマッチをなくしてよりよいマッチングを増やしていきたいと考えています。

(染谷)
オープンにすることで個人のチャンスが広がるという世界は僕もLAPRASを通して実現したいと思っています。自分の情報をクローズにして目に触れる人の数を少なくすると、本来得られたチャンスも少なくなってしまうのはとてももったいないですから。

– 最後に、LAPRASにログインしている人、今後ログインしようかどうしようかと考えている人へ伝えたいことはありますか?

(島田)
LAPRASには「Running Lean ~リーンに実行する~」というバリューがあり、現在もいろいろなものを完成されきっていない状況で世の中に出しています。LAPRASもまだ完成ではありません。
その分、ユーザーの意見を反映して作り上げていこうと思っていますので、意見や文句、なんでもいただければ嬉しいです。

(染谷)
僕も同じ想いです。
LAPRASのメンバーは僕たちを含めて全員がユーザーのことを第一に考えてサービスを作っています。Twitterや問い合わせでいただいたフィードバックは1件ももらさずに社内で確認しているので、どんなことでもTwitterなどで投稿してもらいたいと思います。
直近でいえば、Twitterでプログラミング言語の集計の仕組みについていただいたご意見を修正しました。今後もこのように、実際のユーザーの声をすぐにサービスに反映していきます。

あとは、先ほども言いましたがLAPRASを楽しく使ってほしいと思っています。なので、「こういう機能があったら嬉しい」「こんなことできないかな」といった希望もぜひ寄せてください。

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