カジュアル面談がカジュアルすぎる? 「キャリアが長いエンジニア」が考える理想のマッチングとは?

LAPRASを通じて転職された方のインタビューをお届けします。

今回はLAPRASを使って転職し、キャリアが長く活躍されている@nothinkさんにお話を伺いました。

<プロフィール>
@nothinkさん
新卒でハードウェアデベロッパーに勤めたのち、ソフトウェア関係の会社を経由。その後、IoT関係の企業などを経由して現在はエンジニア全般を担当している。

シニアエンジニアとしてのキャリア

―現在の業務内容について教えてください

エンジニア全般を行っています。最近はweb全般が多いです。

―今までのキャリアを教えてください。

エンジニア歴は長く、新卒でハードウェアデベロッパーに勤めてから、ソフトウェア関係で2、3社経由した後、一旦休職をしてから転職しました。そこでIoT関係の企業等を経由して現在に至ります。

―日々どのようなアウトプットや貢献をされていますか?

主にGitHub上でアウトプットをしています。
貢献というより、「副産物の提供」に近いのかなと思います。
備忘録という形で、記述したいという考えです。

―どのような志向で今回転職をされましたか?

業務内容に対する金銭的な面もありますが、契約上の切れ目だったからという理由もあります。
あとは体調面を考慮してプライベートの時間をとれる状態で業務縮小できるのならば、嬉しいという理由もありました。
常により良い会社はないかと定期的に考えているのでそのサイクルで転職しました。

―今回LAPRASによってどのような転職をされましたか

企業さまから関心をいただいたものに対してこちらで精査してリプライし、コミュニケーションを取るという形がメインでした。

「数打てば当たる」アプローチでは疲弊する

―転職先またはLAPRASで見た求人票で気になった部分はありますか?

業種は意外と気にします。
気にする理由というのは、例えば副業であったとしてもメインでジョインする会社となると、企業理念やチームの人々と自分との思考のマッチなど、考え方や働き方のマッチは気になるので、そこの導入として業種は意外と気になりますね。

業種のイメージというのがこの年齢まで来ると形作られているので、そこでまずフィルターをかけてしまうかもしれません。

―転職先またはLAPRASで見たスカウトで気になったポイントを教えてください

LAPRASさんは比較的大人しかったのですが、他の転職サイトでは「数打てば当たる」的なアプローチをされがちでした。
たくさんスカウトをもらっても、受ける側は精査する時間がかかるので疲弊し、時間が経てば経つほどモチベーションは下がりますね。
その点、LAPRASさんは比較的楽だったかもしれません。仕様が変わってると思いますが、LAPRASメッセージの機能は、スカウトのところで基本トップさえ見れば、お見送りにすぐできたり、返事がすぐできるので非常に楽でした。まさにタスクを1つ1つ、チェックボックスをチェックしていくようなニュアンスで、アクションが取りやすく良かったです。

―「数打てば当たる」と印象を受けるスカウトはどんな内容が多いのでしょうか?

他のサイトですと、どうしてもスペックだけでマッチングすることが多いです。例えばフロントエンド経験何年かとか、それだとその先のマッチングはなかなかしんどいです。

実際、お話いただいて大体は1次選考に通るのですが、2次選考で「とりあえず課題をお願いします」と言われることも多く、業務中に完成できず総合的にお見送りになることも多かったです。業務と並行するとなるとパフォーマンスも落ちますし疲弊しますね。
話に聞くレベルなのですが、その流れで転職自体をやめてしまうという人もいるので。

―カジュアル面談についてはどうでしたか?

カジュアル面談は企業説明だけして終わりという企業さんが多かったです。
選考というより、お話だけしてほぼ自動的に次のステップに進むという場になることが多く、そのためカジュアル面談の段階でお断りの話を聞かないことがほとんどでした。

まず次のステップへという話になる傾向だったので、そう言われると「せっかくお話もらったから、進むしかないよな」となり一次面談のエントリーに入る回数がとにかく多かったですね。

―カジュアル面談が選考の場ではないことが多いのですね、どうなってほしいなどお考えはありますか?

温度感を見てもらうという意味で、できれば1次面談をする前に、
カジュアル面談ですり合わせできたら良いかもしれません。

即戦力的でお話をもらって1次選考は通ったが、2次選考である程度偉い方とお話したところお見送りというお話は結構ありましたので、コスト的に考えても早い段階ですり合わせできると採用する側も転職者側もWinWinなのではと思います。

若い方や1回目の転職だと、企業に対して前のめりになってどんどん選考に進んで行くのも良いかもしれませんが、私みたいにある程度キャリアを踏んでる人間だと、早めにお断りしていただいた方がやはり嬉しいです。

コストパフォーマンスが良いマッチングを目指す

―今回の転職はどのくらい「自分にとって最も良いもの」でしたか?

非常にいい縁をいただいたなと思っております。

今回はマッチングまでの期間が長かったのですが、その分、先方とも有意義なすり合わせができたので良い転職でした。
業務内容的にも今必要な人材というより、長期的な人材として見ていただいたのは非常に嬉しかったです。

―エンジニアにとって「最善のマッチング」とは何ですか?

コストパフォーマンスです。
最近では、Google MeetやZOOMなどオンラインで面接など行われることが多くなりましたが、
私が20代から経験してきた転職は、とにかくコストパフォーマンスが悪いというイメージがありました。1回の職を変えるタイミングで何十人と会って、時には出向くこともあったので。

人によってエンジニアの観点は違うと思うのですが、「割に合わない」と思ったならおそらくエンジニアにとっての最善のマッチングではないです。
そこで割に合うためには適切なフィルターが行われるのですが双方が行なうためには情報が必要です。 そのような意味でも、GitHubに自分のやってきたことを備忘録という形で残し、情報の公開をしていました。

そうでない場合、情報を増やす意味でも人に会う必要があり、そしてそれは実りのある行動を行わなければならないです。ただ一方で試行回数が増えれば増えるほどモチベーションも下がると思います。逆説的な話ですが、もし試行回数を増やすことになるのなら、労力が少なくなり精度が上がるようなフレークワークやルールがあれば良いかもしれません。

―転職されるエンジニアへのメッセージ

転職はオープンになったとはいえ、労力を大分使うものであるということには変わりないと思います。

その中で、どうにかして理想の職場を探したい方や良いものを作りたい、自分を伸ばしたいという前向きなものがあるのでしたら、LAPRASさんなど便利なサイトもあるのでうまく活用し、いい縁に巡りあっていただきたいなという気持ちでいっぱいです。

ーー ありがとうございました!

取材・執筆/永井亮

 

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