副業とLAPRASで成長の好循環を生み出し続ける。

<プロフィール>

@38tterさん
新卒でインターネットサービスを提供するIT会社に入社。主にtoB向け事業のサーバーサイドエンジニアを担当している。

LAPRASを通じて副業されている方のインタビューをお届けします。

今回は、インターネットサービスを提供するIT会社でサーバーサイドエンジニアをされながら副業をされている、@38tterさんにお話を伺いました。

1つの働き方にこだわらず、複数の事業に携わり社会に貢献したい

― 本業の業務内容について簡単に教えてください。

インターネットサービスを提供するIT会社でtoB向け印刷事業のサーバーサイドエンジニアをやっています。

最初は、ECサイトの裏側の基盤システムを作っていましたが、今ではエンタープライズ、顧客法人向けのカスタマイズECを開発していて、新規開発や運用を行っています。

主にRuby on Railsや、Nuxt.jsといったところの技術を使って開発を進めつつ、CI高速化やデプロイメントラインの改善など、DevOps周りのこともしています。

― 現在の副業内容を教えてください。

toB向けの業務内容で、企業様が自分の顧客や見込み顧客さん向けに架電業務をするところを、アプリケーションを使って自動化する業務を行っています。

こういったメッセージをこの電話番号のリストに自動音声で送りたいというのをシステム上に登録し、そこに電話を掛け、その後ユーザー側のアクションを促したりなどそういったこともできる架電業務の自動化ですね。そこのサーバーサイド開発をやっています。

― なぜ副業をしようと思ったのでしょうか?

元々エンジニアになろうと思った時に、1つの働き方の方向性みたいなところで、複数の事業に携わってみたいなというのがありました。

1つの本業を持ちながら、サイドプロジェクトみたいな形で他にも社会に貢献できるような事業に参加できるといいなと思っています。主に社会的に役立ちそうなtoB向けの事業でエンジニアとして活躍できそうな案件を探していたという感じです。

副業は刺激と成長を生み出し、本業の成果にも繫がる

― 副業で得られた経験やスキルはありますか?

コードレビューの質が高まったというのは感じていますね。

開発をする上で、人のコードを見て読んでブラッシュアップすることってすごい多いと思うんですけど、そういった場面で副業先のベテランエンジニアの方から受けたレビューの内容を元に、いつもより高い視座からコメントをつけることができるようになってきたと感じます。

副業で得た技術的な視点が本業にも繫がると思っています。

― 副業される前とされた後で、ご自身の中で何か変わったことはありましたか?

本業と副業では結構開発スピードや開発にかける慎重さみたいなのがすごく違っていて、副業先の方が規模が小さく、早めにどんどん成果を出していこうっていう姿勢が強かったんです。

スピード感を優先すると、こういう書き方もあるんだなとか、逆にここは慎重に書いた方がいいんだなとか、その事業のスピード感によってプログラミングする時にも自分の中のスピード感が変わってくるのを実感しました。

ギアのスイッチが変わるみたいなところがあって、それは面白いなと思いました。

― 副業で得られた繋がりなどはありますか?

副業先の同じ事業でジョインされているエンジニアの方とお互いにコードレビューをすることがあって、副業先の人だけじゃなくて副業先に来てる別のレベルの高いエンジニアの人たちととも高め合えるというか、そういった繋がりができたのは嬉しかったです。

― 副業されてるエンジニアさんはレベルが高いイメージがありますがどうなんでしょう

私自身はまだまだ未熟なのですが、他に参加されてる方を見ると本業の合間の時間や余った時間でされている方はスピード感が早いなと思います。

実装に取りかかる前に、ちゃんと開発するための背景や要件みたいなところをすり合わせて、一瞬で理解してすごいなと。

普段あんまり触ることのないシステムだと思うんですけど、副業先のシステムも要件をちゃんと見抜いてすぐ実装できるところは、レベルが高いなと思いますね。

― 本業との両立について

最初の1ヶ月は体力的な部分や、スケジュール的な部分で苦労しました。

副業先にある程度信頼されるために、一定量稼働する必要があるなということを初めた頃は感じました。

メリットとしては、本業の集中度が高まったのかなというところはあるんですけど、デメリットとしては、結構プレッシャーも高くなっていたのかな、というのが最初の1ヶ月の感想ですね。

今は副業を始めて3ヶ月目なのですが、バランスが取れるようになってきて1日の中でこの時間を副業に使おうというルーティンが決まってきました。

LAPRASが見える化してくれるのでモチベーションを保ちやすい。

― なぜLAPRASを登録したか教えてください

エンジニアとして就職した時に、働きながらも自分のポートフォリオは作っておこうと考えていました。

転職サイトや、副業案件サイトなどいくつか探していたのですがその中でLAPRASさんを見つけました。

印象的だったのは普段の自分の開発作業が、そのままポートフォリオになっていくところです。また使ってみようと思いました。

― 実際に登録してみてどうでしたか?

新卒で入社して、1年程度の時は正直本業の方がすごく忙しくて自分のキャリアアップのための勉強や、副業に向けた自己研鑽みたいなところなどはあんまりできていなかったです。

あんまりアウトプットがない状態なのでLAPRASさんのポートフォリオもそんなに成長していなかったのですが、副業を探し始めたり、自主的に制作物を作ったりアウトプットするようになった後にLAPRASさんのダッシュボードを見ると、どんどんスキル値が上がっていきモチベーションになっていました

それが励みになって勉強もするし勉強したら、その分結果にも出るといういい感じに循環しています。

― LAPRASを通じた副業はどういう感じでしたか

副業先を探すにあたって稼働時間の部分で不安が大きく、業務委託の案件など探していると自分のキャパシティでできそうな案件は実は少ないなと感じました。

例えば、多くの副業の稼働時間が週40時間〜50時間なのですが、そこまで稼働できないなと思っていたんです。現実的には、10時間とかせいぜい20時間ぐらいだろうなと。その中で、手広く企業案件サイトを探してた時に、LAPRASさんを見つけました。

自分のスキル値から判断して、副業のマッチングが豊富に出てきたところが印象的でした。

じゃあこの中から探してみるのが1番効率いいのかな、と思って自分とマッチするような企業を見つけて応募しました。

― LAPRASを今後どう使っていこうと思っていますか

スキルマップ、 ポートフォリオとして使っていこうと思ってます。

今後、副業を探す探さないに関わらず自分のアウトプットがヒストリーのような形でずっと見えていくと思うので、そこを豊かにしていくというエンジニアとして学習の道しるべのような形で使っていきたいです。 

1つの条件(会社)に縛られず、副業でやれることを増やしていく

― エンジニアが副業をすることについてどう思いますか?

個人的にはエンジニア本人にとっても、企業側にとっても、非常にいいことなんじゃないのかなと思っています。

エンジニア本人の立場で言うと、スキルアップに繋がるところや、自分のスキルを深めるだけではなく幅を広げることにも挑戦できると思います。

自分の会社でスキルを広げようとすると、どうしても外部的な要素によってどういうエンジニアをどういうロールにアサインしていくかなどその会社の中での条件に縛られちゃうと思うんです。

他の会社さんの出してるロールに応募するということをしていくと、自分のやりたいことがダイレクトにできることが多いかなと。

僕は普段サーバーサイドの開発などをしていますが、フロントエンドも高めていきたいと思ったら、そういうポジションを探して応募することはできますし。

少し広い話ですけど、社会人みたいなところで1つの会社にずっと奉仕していくよりは、 様々な会社さんの事業に携わっていく方が良いのかなと思います。
不確実性が多い時代だと思いますし、職を失うリスクを減らす意味も含め手広く雇用の流動性を高めていくことができるので副業は良いと思います。

企業の側からしても、特に立ち上げ段階のスタートアップみたいな会社だと業務委託などが多いと思うんですけど、正社員として一緒にやっていくというのもありつつ、世の中の既にスキルを持ってるような人たちを自分の事業に迎え入れるというのはその会社にとってもすごいいいんじゃないかなと。

副業は、そこをサポートしてくれるようなものだと思ってます。

― これから副業しようとしているエンジニアへのメッセージをお願いします

副業を始めるタイミングは非常に悩みました。今の自分のスキル感で、他の企業さんの役に立てるのかとか、本業がおろそかにならないかと不安になるところがありました。

早すぎるということはいつでもないと思うので、自分の興味があるポジションがあって、将来のキャリアに役立ちそうなところがあったらいつでも挑戦してみるといいんじゃないのかなとは感じています。

ー 自分のスキル感で副業できるのかという点で何か回答などありますか?

難しい質問ですね‥

例えば、本業だったら新しいことをやるにしてもある程度時間軸を長くキャッチアップするまでに時間を取ってくれる会社は多いと思うのですが、副業だと早く結果を期待されているところが、どうしても不安に感じる人は多いと思うんです。
そこは受け入れ先との期待値のすり合わせみたいなところができればいいのかなと思いますね。

「これまでRubyを触ってきたが、あんまりPythonは触ったことないです。」みたいな人だけど、Pythonもやってほしいなっていう話などが来た際に、自分がそれまでやってきたバックグラウンドをちゃんと正確に話せば副業先の人も、「この人はPythonを触ったことはないけれど、Rubyを3年ぐらい触っていたなら多分1ヶ月ぐらいすればPythonもそれなりに書けるようになるな」というそういう期待値のすり合わせみたいなのはできると思うので。

自分のバックグラウンドをうまく説明しつつ、「これぐらいの期間だったらできますよ」、「これがこの期間で、役に立てるようになりますよ。」というのをすり合わせられれば、チャレンジしてもいいんじゃないかなと思います。

ー 自分のバックグラウンドや背景を伝えるという部分で、LAPRASはどうでしたか?

その点ではLAPRASは非常に有用だったんじゃないかなと感じていますね。

自分の経歴を書くことができますし、日頃開発してる制作のアウトプットや技術ブログなどを登録できるので。

これまでやってきたものを文章だけじゃなく、制作物、アウトプットとして共有できるというところで受け入れ先の方にしても、「この人はこういうことやってきて、こういうスキルがあるんだ」というのはすごい伝わりやすいと思います。そこは非常に良いと思いますね。

ーー ありがとうございました!

取材・執筆/永井亮

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