【バックエンド&インフラエンジニアとして入社】10年勤めた会社を転職。その経緯と想いとは?

今回はLAPRASを通じて転職された𝚗𝚒𝚔𝚊𝚎𝚛𝚊さんに、お話を伺いました。

プロフィール

𝚗𝚒𝚔𝚊𝚎𝚛𝚊さん

情報系の大学院を卒業後、インターンで声がかかった会社に入社し、VRの開発など空間表現技術の開発からテックリードまで経験。10年間勤めたのち、LAPRAS経由で声がかかった企業に入社。主にバックエンドとインフラエンジニアとしてメタバースの開発を行っている。

自分の技術が外で通用するのかなという不安があった

ーー現職についてかんたんに教えてください。


nikaeraさん

バックエンドとインフラエンジニアとしてメタバースの開発をしています。
メタバースは実装すべき機能や技術的な懸念箇所が非常に多く存在し、インフラの規模も大きいと感じています。エンジニアとして、それらの課題解決を楽しみながら日々開発に取り組んでいます。

やりがいとしては、想定するユーザー数が大きいので求められる技術が高いことですね。
そういう負荷に耐えられるような、大規模な負荷テスト環境を構築すること自体も難易度が高いですし、大規模な負荷をかけた際に発生する問題の特定も難易度が高く、日々とても勉強になっています。手探りですが、やりがいがあります。


ーー 10年勤めていた会社を転職されたとお聞きしましたが、どういう経緯だったのですか?


nikaeraさん

大学院まで研究活動をしていて、就職活動はしたことがなく、インターンで声がかかった会社に入社しました。10年くらい前から、主に空間表現技術に関わる開発に取り組んでいたのですが、ある時ふと自分が外でも活躍できるエンジニアなのか不安になったんです。
その頃から、ブログにアウトプットしたり OSS 活動を行ったりするようになりました。

その時期にはテックリードや EM (エンジニアリングマネージャー) などのポジションを任せていただけるようになっており、仕事にやりがいは感じていましたし、楽しく勉強しながら業務に勤しんでいました。しかし、次第に様々な業務に慣れていくにつれ、いま自分はコンフォートゾーンにいるのではないかと考えることが多くなってきてしまい、改めて自分は将来どうなりたいかを考えることが多くなってきました。
そんな中、外に目を向けてるうちにTwitterでLAPRASを見かけて、興味を持って登録したところ、現職の会社にLAPRAS経由でお声がけいただきました。良い機会だから話を聞いてみたところ、自分の志向するエンジニア像に近づける体験が積めそうな会社だなと感じました。

それまで受諾開発でB向けの開発していたので、実際の利用者様からの意見をいただける機会はあまりありませんでした。個人的に将来は総合的に品質の高いプロダクト開発ができる人材になりたいと考えていたので、その要望がちょうど満たせそうな会社だったため入社を決めました。


ーー会社外で通用するか不安があったと?


nikaeraさん

自分の技術が外で通用するのかなという不安がありました。

受託開発で、案件を色々やっていたのですが技術の幅が広く浅いと感じていました。
研究開発は深くやらせてもらっていましたが、ムラがあって自分の得意な領域がわからなかったのです。その時に友人の活動とか話を聞くと会社の中にいるだけではわかんないなと思って、危機感を抱いてブログとか書いたり、アウトプットをして外と接点を取るようになりました


ーーキャリア選択の軸など意識されていることは?


nikaeraさん

エンジニアのスキルを高めたいのもありますが、プロダクトを成功させるための開発をしていきたいという気持ちが強く、プロダクトの価値を高めるための業務全般に関われるかどうかは常に意識しております。開発の能力自体を高めたいという意識も当然エンジニアとしては持っているのですが、あくまでもプロダクトの価値を高めるための意識に内包されたものという認識でいます。

幼少の頃からゲームが好きだったり、大学の時にチームを組んでプログラミングコンテストに出たり、Webサービスを作るなど積極的に活動していたので、そういう経験を通して、アプリとかWebサービスとか、ユーザーに使って楽しんでもらう開発がしたいと強く感じるようになりました。

単に開発のリソースを提供するだけのエンジニアではなく、良い影響を組織やプロダクトに働きかけられるような人材でいたいという想いが常にあります。

活躍への不安は働いてから自信に繋がった

ーーLAPRASはなぜ登録されたんですか??


nikaeraさん

エンジニアのスコアリングがAIで行われることに興味があって、どういう風にスコアになるんだろうと中身が気になり登録してみました。


ーー率直に初めての転職はどうでしたか?


nikaeraさん

個人的には就職活動は「マッチング」だと思っていたので、実直に思ってることを採用担当者に面と向かってお話ししていたので、面接はすぐ慣れました。
ただ、履歴書などは書いたことがなくて、職務経歴書も書いていなかったので、1週間ぐらいで10年分の内容をまとめるのは大変でした。ちゃんとできてるんだろうかと、緊張や不安がありました。


ーーどのような経緯でしたか?


nikaeraさん

xR、VRとかライブラリとか、ボイスチャットができるオンラインマルチプレイなどについてのOSS活動、ブログ記事を見てもらえて、統合的なスキルがありそうという内容でスカウトで声がかかりました。

どんな会社なんだろうと思いCTOの方のSNSアカウントを見ました。技術的にコミットしながらビジネス的な観点もありつつ、組織をよくしていきたいという話があり、興味をもち、カジュアル面談をしました。その時、TwitterのDMで他の会社さんからも話があり最終面接まで行っていたのですが、

LAPRASからスカウトがきた会社さんに相談したところ、そういう事情があるんだったら、選考フローをなるべく早く通しますと言われました。僕としては、選択肢としては広い方がいいなとおもっていたので両会社を検討していたのですが、決定的に違う部分がありました。

それは技術に特化した人材がほしい会社なのか、ビジネス側面で組織改善もするCTO直下なのかという違いでした。どっちもメタバース開発だったのですが、後者の会社の方が近い思想だったのでLAPRAS経由の会社さんに入社を決めました。


ーー初転職の際に、LAPRASを使うメリットなどはありますか?


nikaeraさん

これはすごいあると思っていて、就職活動にあまり時間をかけられない中、他の転職サイトだと、登録して自己紹介とか書いて主体的に動かないといけないですが、LAPRASの場合は、自分のブログ(Zenn、note)やSNSのアウトプットを収集してスコアリングしてくれるので、公開してるだけで企業からメッセージをもらえます

「技術的に活躍してくれそう」とか、「技術的にこういうとこで活躍してくれそう」とかメッセージを会社から送ってくれるので、そういう話をしやすくなるメリットがありました。企業からお声がかかる仕組みは忙しい中転職活動する場合でもメリットがありますね。


ーー今回のマッチングはご自身にとってどのくらい最善なものでしたか?


nikaeraさん

技術的な側面で満足度が高く、良いマッチングをしたなと思います

自分は活躍できるんだろうかという不安は、働いてからは自信に繋がりました。負荷テストなどいろいろなことを、期日までに間に合わせることができ、ユーザーの反応ももらえて、やりがいを感じます。将来的な活動、展望などもわかってきました。

勉強会などにも参加しており満足度は高いです。ただまだ入社して一年ぐらいで、組織全体に関わる働きかけなどはできていないので、キチンと目に見える成果を出して認めてもらい、そう言ったこともできるようになりたいと考えています。


ーーLAPRASは「最善な選択肢とのマッチング」を増やそうとしています。エンジニアにとって「最善のマッチング」とは何だと思いますか?


nikaeraさん

難しい話だと思いますが、エンジニアと話すとそれぞれ特性があると思います。

例えば、僕は開発に興味がありますが、開発の進め方とかPdMとかPjMにも興味があって、点をつなげていき面を作っていくことを意識しています。また、一方で技術が好きで、奥深い問題解決などにこだわる人もグラデーションとしては存在していると思います。

今の転職サイトを見ると、技術的なところとかPJT全体を見れる経験を優遇していますが、グラデーションで領域でもっと分けられると思うんです。よりパーソナライズした提案の仕方が増えると、より良いマッチングが増えるのではないかと思います


ーーマッチングとしてLAPRASがもっとよくできる部分はありますか?


nikaeraさん

僕自身は現状に満足していますが、個人の技術とかブログの記事とかのスコアリングの指標の評価をより具体的にどういうところを評価しているんだろうというのが気になります。

LAPRASのナレッジで、こういうエンジニアのこういう文章のこういう部分が良い効果として出ているみたいなところが見えると、個人のスキルとか、エンジニア全体の底上げスキル向上にもつながるのではないかと思います。LAPRASに登録されている人たちは意欲が高く、感度が高い人が多いと思うので、嬉しいのではないかと思います。

実績ベースで自然な形で幅を広げていける

ーーアウトプットを続けるエンジニアに転職についてなどメッセージがあればお願いします。


nikaeraさん

僕の流れで言うと、技術と開発が好きで、その延長線上でOSS活動やブログ書いたりしていて、面白みを感じて続けられるようになっていきました。その結果として、電子書籍の会社さんからお声がけいただけて、実際に出版するという経験もさせていただくことができました。

LAPRASを使っていると、集約されたものがそう言う形で認められて、実績ベースで自然な形で評価してもらえる。僕はそこを魅力に感じ、転職する時も頼らせてもらいました。
なのでLAPRASを使って転職するのならば、そういうアウトプットをしていくといいのではないかと思います。LAPRASに集約して企業に見てもらう。それをやっていくことで企業も、個人も、より良いマッチングにつながるのではないかと思います。

僕は今の会社はすぐに決められましたが、焦らずそういうアウトプットを続けマッチングを深堀していくことで、転職のアプローチが自然とうまくいくようなのを意識しつつ、うまくいくにしろ、うまくいかないにしろ、肩の力を抜いて、継続してそこら辺をうまくやっていくのが良いと思います。

僕は10年で転職したので、不安があって気を張って頑張らなきゃっと思っていました。LAPRASを活用すればアウトプットが集約されていくので、自分で転職しなきゃと頑張るより自然にマッチングしていくと思います。

自分で転職先を調べたりとか最低限の事はしなければなりませんが、僕自身が頑張りすぎて疲れてしまった時期があったので、そういうふうにはならないようになってほしいです。

ーーありがとうございました!

取材・執筆/永井亮

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