【アプリエンジニアとして入社】「日々のアウトプットが新しい企業との出会いを導いてくれる」エンジニア転職者インタビュー

LAPRASを通じて転職された方の転職やキャリア作りについてのインタビューをお届けします。

今回は、2022年4月にミクシィの「家族アルバム みてね」の事業部にアプリエンジニアとしてジョインした佐藤 光さん。個人でのアプリリリースなどを経験しながら、複数の企業でフルスタックな経験を積んできた同氏が、今の環境への転職を考えるきっかけとはなんだったのか、そしてこれからのエンジニアの転職におけるアウトプットの重要性についてお話を伺いました。

プロフィール
株式会社ミクシィ
佐藤 光さん:
学生時代にインターネットに出会い、新しい分野での拡がり可能性を感じ、エンジニアを志す。地元北海道でエンジニアとしてのファーストキャリアをスタートさせ、スマートフォンの隆盛とともに独学でアプリ開発に取り組むように。新たなキャリアを求めて上京し、複数の企業でエンジニアとしてのスキルを磨く。2022年、株式会社ミクシィにジョイン。

複数の企業でエンジニアとしての経験値を高める

最初にエンジニアという職業を意識したのは、大学進学のタイミングでした。私が高校生の頃はADSLが全盛の時代で、これからはインターネット・通信に関わる仕事に未来・可能性を感じ、情報系の学部を選考しプログラミングの世界に足を踏み入れました。

一番最初に就職した企業では、カメラ関連のソフトウェア開発に携わっていました。その後2013年ごろ、iPhoneが爆発的に広まったのをきっかけに、本業とは別に個人でアプリ開発をするようになりました。それまでも「窓の社」など個人開発のプロダクトをリリースする場所はあったのですが、あくまでも興味のある一部の人たちに向けたものだったように思います。「自分が開発したものが特別ITリテラシーが高いわけでも無い一般的なユーザーにも届く」という感覚がとても新鮮だったのを覚えています。この体験がベースになって「アプリ開発を仕事としてやっていきたい」と考えるようになり、2014年に初めての転職を経験しました。受託開発の企業に転職しWeb系サービスの開発に従事するようになります。そちらの会社でアプリ開発の基礎というか、ベースとなるスキルをしっかり学ばせていただきました。

同時期に個人でリリースしていたアプリも、かなり多くの人に利用していただけるようになってきて。App Storeのナビゲーション部門のランキングでトップ10に入ったりと、個人の活動にかなり注力していた時期でもあったと思います。

当時、働いていた職場は大手通信会社系の開発部署だったので、スキルの高い方も多かったですね。自分と同じように個人でアプリを開発している人が多くて、様々な意見交換ができる刺激的な環境ではあったと思います。反面、受託開発という立場でしたので、なかなか責任あるポジションを任せてもらえないというジレンマはありましたね。「自分が作りたいと思えるもの」を「責任をもって開発したい」という思いもあって、1年くらいで再度転職活動をスタートしました。

その後も何社かで経験を積むことになるのですが、これまでやっていたiOSアプリ開発に加え、サーバーサイドエンジニアも経験しました。私自身、1つの技術だけではなく、幅広いスキルを持ったエンジニアを目指していく必要性を感じていた時期だったので、とても良い経験でしたね。他にも、CMSを導入したホームページの設計・構築、Androidアプリの開発など、エンジニアとして幅を広げることができた期間だと思います。

LAPRASに登録したきっかけ

LAPRASに登録したのは2021年10月くらいでした。その頃、働いていた企業ではテックリードとしてエンジニアの技術面接も行っていたのですが、LAPRASでプロフィールを送ってきてくれるエンジニアが結構いたんですね。それを見て「自分のスコア・プロフィールも見てみたいな」という興味から登録しました。使ってみて驚いたのは、一通り登録作業が完了したら、自分のアウトプットがクローリングされ、自動でポートフォリオが出来上がったのを見て「これはすごいな」と感じていました。

転職活動は転職意欲を変えただけ。それだけで魅力的な企業との繋がりができた

転職とか働き方を考えるタイミングって、前述したように「スキルを学びたい」「成長したい」といった時期に加えて、自身のライフスタイルが変化していく時期もありますよね。直近2回の転職タイミングはまさに後者でした。

2022年の夏に子どもが生まれるということがわかって、働き方を見直したいという思いがでてきたんですよね。「家族との時間がしっかり確保できる勤務条件の環境で働きたい」そんな思いから2022年4月までに転職しようと考えるようになったんです。それで今年の1月ごろから本格的に転職活動を始めました。

とは言え、実際は多くの転職サイトに登録したりとかはあまりしていないんです。私がやった転職活動と言えば、LAPRAS上の転職意欲を「高い」に変更したくらい。そこからかなりの頻度でLAPRAS経由でスカウトメールが届くようになりました。前職での業務をこなしながらの転職活動だと中々注力できない中で極力リソースを少なく転職活動を行うことができました。

そんな中でお声掛けしてくださった企業の中で、自分の求めていた条件とマッチした4社に面接選考を行ってもらいました。そのうち3社は、LAPRAS経由のスカウトでした。

今回、ミクシィの「家族アルバム みてね」というアプリの事業部での選考だったのですが、私自身もうすぐ子供が生まれるということもあり、丁度プロダクトに対して強い興味を持っていたタイミングでもありました。自分自身もユーザー目線を持って、開発に取り組める環境だとも思いました。あと一緒に個人で開発をするエンジニア仲間も「みてね」を使っていて、背中を押してくれたというのもありますね。
もちろん、開発環境や大きな企業ならではの技術レベルの高さの中で多くの経験をできそうな部分にも魅力を感じました。SREチームの強さなど、エンジニアリングをとても大切にしている点も良い印象を受けました。

特別な転職活動の準備をしなくても、自分の強みとなる技術や経験が活かせる企業との繋がりが持てたのは、LAPRASというサービスのおかげなのかなとは思っています。他のサイトで本腰をいれて動く前に、魅力的を感じる複数の企業から声をかけていただけたのは嬉しかったですね。

ミクシィへの転職に関してお話すると、最初のカジュアル面談の時点ではそこまで積極的に考えていたわけではなくて。ここまで大きな企業にジョインするというイメージもあまり持っていなかったんですよね。ただ、私の採用を担当してくださった人事の卯木(うのき)さんがとても良い人で。かなりこちらの要望に沿って、面接スケジュールなどを組んでくれたり、面接後に逐一電話で「この部分が私は良いと思いましたよ」と連絡してくれたり…、転職エージェントのようにずっと伴走してくれる姿勢はとてもありがたかったですね。

◎参考:ミクシィの採用担当側の記事はこちら

日常的なアウトプットが、未来の可能性に繋がる

3年後・5年後、エンジニアはもっとフリーランスに近い働き方が主流になっていく可能性もありますよね。例えば、プロジェクトごとに集まってそして解散するといった働き方も増えていくかもしれません。そんな風になった時にも、常にスキルを学び続け、ずっと世の中に求め続けられるエンジニアであり続けたいとは考えています。

その為にも、可視化されたアウトプットがあるというのはとても大切だと思います。自分がエンジニアとして、何を学び、何ができ、どう成長していきたいのか。そういった部分をまとめてプロフィールにしてくれるのがLAPRASだと思います。

アウトプットに関しては、必ずしも特別なものである必要はないと思っています。「こんな初級レベルの記事を読む人がいるのかな?」そんな風に思ってアウトプットを躊躇する必要は無くて。仕事でも趣味でも自分の経験をアウトプットしていく流れは、若いうちに身につけておくべきだと思います。まずは個人のアプリやサイトを作ってみて、その習慣を身につけていくのが良いのではないでしょうか。GitHubでもZennでも、自分のやってきたことを世の中に出していく経験は、エンジニアとしての武器になり、転職活動でも有利に働くと思います。

これからエンジニアとして転職や今後のキャリアを考える方には、良い意味での「エンジニアとして自己顕示欲」をしっかり出していき、自分の理想の働き方を目指していってほしいと思います。

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