こんにちは、PRの伊藤哲弥(@tetsuyaito_2)です。
本日、LAPRAS SCOUTの新機能「カジュアルスカウト」をリリースしました。
カジュアルスカウトは採用企業側が活用する機能ですが、スカウトを受け取るエンジニアのみなさんに影響があります。
今回の記事では、カジュアルスカウト機能の概要と、併せてLAPRASが大事にしなければいけないことを改めて紹介します。
カジュアルスカウトとは
カジュアルスカウトは、採用活動をおこなっている企業がweb上のデータを見て興味をもった方に対して、
作り込まれたスカウトメールではなく「企業からの興味」というカジュアルな体裁で直接スカウトをお送りする機能です。
届いたカジュアルスカウトに対して「興味あり」「興味なし」「分からない」いずれかをクリックすると、リアクションが企業へフィードバックされます。
企業からの興味を通知する機能は以前から提供していましたが、これまではLAPRASに登録したユーザーのみを対象にしていました。今回リリースしたカジュアルスカウト機能では、LAPRASに登録していないユーザーを対象にしています。
転職活動をしていない人にこそ、企業との新たな出会いを
カジュアルスカウトを受け取ることのメリットは、転職活動の契機だけではなく、むしろ「自分のスキル、経験ならこういう企業に興味を持ってもらえる」と気づけるところにあると思っています。
世の中は個人が観測できる範囲を遥かに超えた情報で溢れています。
特に新たに生まれ、変化していく企業・採用情報については、自らベストマッチを見つけ出すことは困難です。
自身では気づいていない、スキルや志向性にマッチしている企業や採用情報をLAPRASが届けることによって、個人の可能性を広げていきたいと思いサービスを展開しています。
※この記事でもお話しています。
カジュアルスカウトを受け取ったときには、ぜひその企業のことをほんの少しでもご確認していただけると嬉しいです。
転職を検討していなくても構わない場合も多くありますので、その時には興味がある企業とカジュアル面談を行ってみていただけると幸いです。
自分の新たな可能性に気づける機会のひとつになれれば、と思っております。
エンドユーザーファーストへの取り組み
LAPRASには「Be End User First -エンドユーザーファースト-」というミッションがあります。
短期的視点での自社利益よりも、エンドユーザー(スカウトメールを受け取るエンジニア)の利益・UXのプライオリティを常に上位に置き思考する、というものです。
カジュアルスカウトは、スカウトメールとは異なる体裁で送られるため受け取り手の体験も従来とは異なることが予想されます。それが良い体験なのかどうかについては注視して、エンドユーザーファーストに沿わない場合は改善していくことが必要です。
LAPRASでは、エンドユーザーの体験を守るために事前にいくつかの実験、対策を行いました。
事前実験で反応率とフィードバックを検証
カジュアルスカウトのリリース前には実際のユーザーを対象にした実験を行い、一定のリアクション(選択肢のクリック)を得ることができました。また、カジュアルスカウトの機能自体へのフィードバックについても検証した結果、ユーザーに対しての不快な体験は最小限に抑えられていると判断し、正式な機能リリースに至りました。
ばらまきを防ぐために基準をクリアした企業のみに提供
一方でカジュアルスカウトには注意しなければいけない点もあります。
企業がワンクリックでLAPRASに登録していないユーザーに対して送信できるため、やみくもにカジュアルスカウトをばらまくこともできてしまい、ユーザーにとって良くない体験をもたらす可能性があります。
この問題への対応として、カジュアルスカウトの機能は基準をクリアした企業に対して限定的に公開しています。
<基準について>
スカウトメールを一定数送信しており、LAPRASの担当者によるクオリティチェックをクリアしている企業に対して、1企業ずつ手動で機能公開していきます。
提供開始後にも、カジュアルスカウトの送信状況やユーザーの反応を見て継続的な提供可否を判断します。
おわりに
カジュアルスカウトはLAPRAS SCOUTを利用する企業が最適な人とより多く出会えるように、スカウトの効果が上がることを想定して作られた機能です。
しかしながら、LAPRASという会社全体で最も重要視しているのはエンドユーザーであるエンジニアのみなさんの体験、そして良い企業とのマッチングです。
カジュアルスカウトの通知画面にはアンケートが掲載されています。
良くない体験や要望、もっとこうしたらいい等のご提案は、アンケートからフィードバックいただければ、社内での改善に活用させていただきます。
みなさんの声をきちんと反映してより良い機能にしていければと考えています。
引き続きLAPRASのことをどうぞよろしくお願いいたします!