こんにちは、LAPRASの清遠です。
本日は、2023年3月15日(水)に開催した株式会社ヘンリーさんとの共催イベント『副業エンジニア経験者と積極採用企業に聞く!副業人材が本業と両立して成果を出すためには【働き方】』についてレポートをお送りいたします。
株式会社ヘンリーはエンジニアの橋本様、人事・広報の小山様にご登壇いただき、副業エンジニアを採用している企業の組織体制や実際に副業の方に活躍いただくために工夫されていること、実際に参画されているエンジニアの声などをお話ししていただきました。
こちらのレポートでは、イベントでお話しした内容から要点を整理してご紹介いたします。
株式会社ヘンリー/ 人事・広報 / 小山 恵蓮
新卒でサイボウズに入社し、マーケティングに従事。その後、複数のスタートアップで広報立ち上げを経験。2021年03月に人事・広報としてヘンリーに入社。
株式会社ヘンリー/ エンジニア / 橋本 智郎
新卒でSIer企業のWebサイト受託開発部門にコーダーとしてジョイン。 その後、複数社でWebサービスのフロントエンド開発を経て、2022年12月にヘンリーに入社。 フロントエンドエンジニアとして病院向けの機能開発に携わっている。
LAPRAS株式会社 / LAPRAS Freelance(現在はサービス終了)事業責任者/ 清遠 弘樹
2017年新卒で大和ハウス工業株式会社へ入社。ビルやマンションなど、投資物件の建築を提案する土地活用コンサルティング営業に従事。その後、プログラミングスクールを運営する株式会社divに入社。スクール事業の責任者として、オペレーション/コンテンツ企画/カスタマーサポートなど複数の事業部を統括するマネージャーを経験。2022年2月にLAPRAS株式会社に入社。
なぜ、ヘンリーに副業ジョインを決めたのか?
清遠:
まずは御社のエンジニア組織体制について教えてください。
小山:
ヘンリーのエンジニア組織は現在、社員17名、業務委託20名ほどと、業務委託のメンバーのほうが比率としては大きいです。また、ロールベースの組織なので、業務委託でもどのくらいコミットでき、その中でどのような役割を担うかで考えているため、正社員と業務委託に大きな棲み分けはありません。また、ヘンリーは一定のコミットがあった方が事業やプロダクトのことを知った上で仕事がしやすくなると考えているため、基本的には週3以上(24h以上)の稼働を求めています。
※ヘンリーのエンジニアチームのスライド
清遠:
ヘンリーに副業として参画した理由を教えてください。
橋本:
フロントエンドの専門性を高めたい、サービス開発としてもフロントエンドの重要性が大きい環境で副業できるところを探していました。そんな私の求める環境がヘンリーにあったことが大きかったです。また、既に仕様が固まっているため、コミュニケーションがあまり必要ないタスクであることが比較的多く、フロントエンド開発にリソースを注ぐことができ、開発に集中できる環境でした。参画条件である週3以上(24h以上)の稼働は体力的に厳しかったのですが、ヘンリーは柔軟に対応してくださり、自身の状況を加味しながら業務量は調整をしていただけたので、参画中もギャップ等はなかったです。
ヘンリーが意識する副業エンジニアの働き方について
清遠:
副業エンジニアに活躍してもらうために工夫していることを教えてください。
小山:
ヘンリーの業務委託は基本的にリモート、稼働時間も自由となっています。
また、情報共有はもSlackやNotionを活用し、基本的に非同期でも作業ができる状態となっており、メンバーが柔軟に働ける環境づくりを心がけています。
Slackでは個人用Slackチャンネルを取り入れており、稼働の内容や疑問をつぶやいている方が多いです。既存のメンバーはそこで出た疑問に積極的にフォローを入れたりするようにしています。
また、朝10時くらいに各チームの Daily Standup を開催、月一くらいでオフライン会をやったりと同期のコミュニケーションも取り入れ、コミュニケーションの促進を図っています。
清遠:
ヘンリーで働く中で苦労した点はありますか?
橋本:
働く時間帯が業務終了前と後のため、基本的に非同期コミュニケーションをしないといけないことが最初は難しいと感じました。特に最初は組織に慣れていないため、誰に聞けばよいか?気軽に聞いていいのか?などの戸惑いがありました。ただ、個人チャンネルで気兼ねなく状況や疑問を投稿できたので、早いタイミングで非同期コミュニケーションの難しさを解消できました。また、定期的にVPoEとの面談もあり、そこで疑問点等を解消できることも大きかったと感じています。
清遠:
副業を始める方に関しては、そういった同期/非同期コミュニケーションのとり方を事前に把握しておくと、副業を開始してからスムーズに慣れそうですね!
副業エンジニアにはどのようなメリットがあるか?
清遠:
ヘンリーにとって副業エンジニアはどのような存在ですか?
小山:
最初にもお話ししたように、ヘンリーはロールベースの組織で雇用形態で区別することはないため、副業メンバーも大事な戦力であり仲間です。副業エンジニアに参画をしていただくことで、多様なバックグラウンドや新しい視点を常に取り入れることができます。
それにより、技術だけでなく組織のあり方など刺激を与えられ、より良い組織や企業文化の醸成に繋がっていると考えています。
清遠:
エンジニアが副業を実施することにどのようなメリットを感じますか?
橋本:
私自身はエンジニアとしてのスキルアップが主目的であったので、レビューやフィードバックも多くもらえたことでフロントエンドの専門性の向上に繋がったと感じており、目的は達成したと考えています。また、本業で困っていることのヒントになることがあったりと、本業に活かせることも多く、本業との両立は大変ではありますが、目的によっては副業をやってみるのも非常に有益だと感じております。私は初めての副業で過度に不安に感じていた部分も多くありましたが、やってみると副業社員も正社員が同じように柔軟に働いて、正社員と同じようにメンバー間でサポートしていただけたので、本業や個人の都合で稼働時間が減ってしまうといったことは、遠慮なく相談ができました。なので、しっかりとした目的と興味がある方はまずやってみることもありかなと思います。
清遠:
ちなみに橋本さんは正社員に転換をされているようですが、副業から正社員に転換された理由とかあれば教えていただきたいです。
橋本:
定期的にVPoEと1on1があるのですが、そこで打診をしていただき、私自身も副業として働く中で顧客との関係性やサービスへの期待感を実感する中でより深くヘンリーでの開発に関わりたいと感じたことが大きかったです。
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