こんにちは。LAPRASのPMMの長廻です。
LAPRASではこのたび、選択したTagsが非表示にできる機能アップデートをしました。
本記事では、どのような変更なのか、どのような背景があったかについて説明します。
Tagsで起きていた問題
Tags機能とは
LAPRASでクロールしているすべてのアカウントのアウトプットを統計的に処理し、頻度が高いものを表示する機能です。
「インターネット上から総合的に判断できるあなたのスキルの集合」と題して、取得元の種類と経過時間によって評価されています。
「#あなたの得意や好きなことに一言」
今年5月、このTags機能のシェアによる「#あなたの得意や好きなことに一言」プレゼントキャンペーンを実施しました。
多くの方にご参加いただき、様々なコメントをいただけました。
機能を楽しんでいただけた方々もいる一方で、課題点やご提案についてコメントをいただけた方々もたくさんいらっしゃいました。
- 誤字のスキルがそのまま入ってしまっている
- 意味を持たない単語が入ってしまっている
- 自動生成されたコードが入ってしまっている
その声に対して、まずキャンペーン実施中に議論を行い、まずできることとして「関連度に基づいてタグを付与する機能」を停止し、共起関係になってしまっている不適切なタグを表示しないように改善しました。
上記の改善の流れは、こちらのNOTE記事で詳しくお伝えしています。ぜひこちらも読んでいただけると嬉しいです。
まずできることから
その後も、Tags改善に向けて議論を続けていました。
その結果、まず直近で実施可能で、もっとも広く課題に対応できそうなものが「自分で選んだものを非表示にできる」というものでした。
今までTags機能では、「その人のアウトプットを自動的に収集し、客観的にスキルをまとめたもの」で、ユーザーが何も入力せずとも、その人が得意だったり好きだったりするものを羅列していました。
そこには発見があったり、それを他の人や企業が見ることによって、新たなマッチングの機会が生まれたりしていました。
今後、LAPRASのバリューである「エンドユーザーファースト」をより考えていくにあたり、LAPRASポートフォリオをもっと「ユーザーにとって自分の魅力や実力が充分に伝わるもの」にして、ポートフォリオ以上の存在になっていきたいと思っています。
Tagsの表示する取得元の範囲を広げたり、タグ生成ロジックを進化させたり、ほかにも進めたいことはありますが、まずはマイナス要素を無くせるようなアップデートをすべきだと判断いたしました。
選んだTagsが非表示にできます
ポートフォリオ画面でタグのxボタンをクリックして「非表示・非公開にする」をクリックすると、そのタグを非表示にできます。
設定すると即時反映され、以下の箇所から非表示にしたタグが削除されます。
- LAPRAS ポートフォリオの画面上
- Twitterシェアボタンを押したときに出てくる文言
- 公開ポートフォリオ
- LAPRAS SCOUTで企業から検索されるポートフォリオ
また、タグの非表示を取り消して再表示することもできます。
「詳細設定」で非表示タグと設定した一覧が表示されているので、その中から再表示させたいタグの×をクリックし「変更」をクリックします。
再表示には少し時間がかかりますので、少々お待ちください。
今後目指していること
LAPRASのミッションは「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」ことです。
そのためにやらなくてはいけないことは山程ありますが、そのなかの一つは「すべての人の力や個性が充分に、完全に理解できる機能」なのではないかと個人的には思っております。
その人の強み、趣味嗜好、最大限に力を発揮できる環境など、さまざまな要因を分析すれば、その人が「最善でいられる」環境とマッチングできる可能性は上がるのではないのでしょうか。
Tagsのような形を取り続けるかはわかりませんが、少なくても、「自分の強みを客観的に言語化してくれる」機能によって、最善の選択肢を知り、それを選べる人を増やしたいと思います。
おわりに
12/24(木)まで、Tagsに一言をつけてシェアすれば抽選でプレゼントがもらえるキャンペーンを実施しているので、ぜひご参加ください。
LAPRASでは、使ってくださるみなさまからのご意見をすべて見ながら、サービスを改善しています。
引き続きお気軽に、サービスへのご意見をいただけますと幸いです。(サービスの右下のチャットからご記入いただけます)
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