【インフラエンジニアとして入社】5人のお子さんを持たれた中での転職。どのように転職されたのか聞いてみました

今回はLAPRASを通じて転職された若林さんに、お話を伺いました。

プロフィール

若林さん

前職、前々職でテックリードとして0→1から1→10まで開発組織に関わる。
その後、オンライン面接サービスに携わったのち、LAPRAS経由で声がかかった会社に転職し組織開発や、インフラまわりを担当。

現職から今までのキャリアについて

ーー現職についてかんたんに教えてください。

横断的な組織に所属しています。ユーザーに直接価値を届けるビジネスロジックをゴリゴリ作っていくとか、UIユーザーエッジに近い機能を作っていくよりは、縁の下の力持ちとして組織が力を発揮できるように支援するチームで働いています。

具体例をあげると、ローカルの仮想環境が重いときに軽くする、CI/CDを自動でビルドする仕組みが時間がり待ち時間が発生し開発効率が悪いときに性能改善をする、ソースコードの品質を上げるためにツールや静的解析ツールを導入しレポーティングする、などです。インフラエンジニアとしても、サービス利用者が数倍に増えている中、インフラの増強・刷新を行っています。

ーーキャリア選択の軸など意識されていることは?

年齢によって変わってきています。

何度か転職しましたが、20代の頃は「テッキー」「面白い」「新しい」といった技術に触れたい一心で、仕事を探していました。
大学が文系だったため、1社目はコンピュータの経験を積むために、入れる会社に入って経験を積みました。2社目からは、仕事の裁量や決定権のある働き方ができる会社や、自社サービスをもっている会社を探しました。

33歳ぐらいまでは給料が下がってもいいかなと思っていましたが、結婚して子供ができ子供が2人、3人と増え、35歳ぐらいに「技術が好き」「新しい技術を触りたい」「エンジニアリングが好き」という気持ちだけではまずいな、と考えるようになりました。
現在40歳を過ぎましたが、能力の限界を感じてきたり、自分の得意分野がわかってきたりしたため、みんなの縁の下の力持ちとして働くポジションを探していました。

LAPRASでの転職について

ーーLAPRASはなぜ登録されたんですか??

随分前になりますが、LAPRASに登録したらスキル評価が出るよと、同僚の間で話題になり、スカウターのように使ってスキルバトルしようという話になり、登録しました。

ーーLAPRASでの転職はどのような経緯でしたか?

昔からLAPRASを含めいくつか転職サービスに登録してあったのですが、LAPRASのポートフォリオの評価がサービスの中で一番高くて、総合的に評価してくれていたんです。他のサービスだと個人ブログとか計測してくれないですが、技術力を高めに評価してくれていました。
転職を考えたときに、ステータスを「転職を考えている」に変えたらすぐに声がかかって転職することができました。

現職への転職のきっかけも、「面談しましょう」と声がかかって、エンジニアリーダーの方と話したことからでした。会社の状況とかサイズをみていると数年で一気に伸びてるサービスだったので、これはまだまだ大きくなるなと思って、面接、転職となりました。会社としてはまだ若いですが、技術力がしっかりありつつ、サービスを通じて社会をよくしたいという方が多い会社です。

ーー5人のお子さんを持たれた中での転職はどうでしたか??

何度か転職経験があったので、自分の中で仕組みができていました。ポートフォリオとか、自分のアピールポイントの説明とか準備とかを見える化していました。ブログやGitHubなどの制作物を公開することも評価してもらえました。大変は大変ですが、そこまで大変でもなかったです。

ーーうまく進んだ具体的な理由はありますか?

一番は履歴書とか、ポートフォリオがきれいにまとまっていたことですね。あとは過去の内容を自分で整理してトークスクリプトや、メモ帳などに書きだしておきます。転職の際に譲れないもの(仕事内容、人間関係、収入、勤務時間)がどれで、譲れるものはどれかをそれぞれ1つ決めておくのがいいと思っています。面接の際に必ず聞かれますしね。

副業もやっていて、技術的な経験は多い方だと思ったので、そう言うのもアピールできたのが良かったと思います。事前に副業とか、技術ブログ書いたりとかなどの活動は転職に効果的だなと思います。その辺の経験や、アウトプットがあると自分の自信にもなると思います。何かを形にして公開するとか、対価をもらうために公開するとかあるので、アウトプットをすることは転職にも効果的だと思います

ーーLAPRASを活用した部分はありますか?

スコアを上げていくというゲーム感覚で面白く使わせてもらいました。クローラーがクロールしているとはいえ、しっかり見てくれてるんだなと嬉しいですね。
勉強会に参加したり、GitHubに制作物を公開したり、技術ブログも書くようにしたりとか、転職活動前からそういう活動をしていたのですが、そこを収集し自分の技術力とか影響力をしっかり見てくれたと思っています。

私は副業もしているのですが、こういうアウトプットを集約してくれるのは転職のためだけでなく、副業にもつながると思います。本業と副業(自分の事業)のためにアピールすることが、本業に繋がりシナジーが生まれると思います。

ーー今回のマッチングはご自身にとってどのくらい最善なものでしたか?

10点満点中9点ですね。

一番考えていたのが給与面だったんですが、いやあ満足ですね笑。
給与面に関しては、満足度が高いです。ある程度の給与をもらうということはそれなりに成果を求められるので、その辺は大変ではありますが、自分で決めたことなのでやるのみという考えです。

ーーLAPRASは「最善な選択肢とのマッチング」を増やそうとしています。エンジニアにとって「最善のマッチング」とは何だと思いますか?

自分の得意なこと、うまくできることを評価してくれる会社と出会うこと最善のマッチングだと思います。
自分は仕事に携わっていけば行くほど、時間が立つにつれて、自分の「やりたいこと」「好きなこと」という一人称の軸ではなく、お客様が「よろこんでくれる」という軸に幸福感を感じるようになってきました。

自分の得意なこと、上手くできることを評価してくれる会社と、評価してくれない会社があります。時には連続して後者に出会う場合があります。そんなときでも自分を過小評価し諦めたり妥協しないことですね。自分のことを評価してくれる会社があるはずです。
すぐに見つからないときには、数年という長いスパンで探してみるとよいでしょう。

マッチングサイトによって使う企業さんの色が変わると思うので、見つからないケースがあると思います。自分では評価がわからないことも多いと思うので、企業が自分を見て、評価してくれるマッチングが一番いいかなと思います。

ーーマッチングとしてLAPRASがもっとよくできる部分はありますか?

リリースされたのを見て、便利だとか面白いと思う機能があります。
キャリアのMAP(※先月リリースされたSkills & Wills Map機能)あるじゃないですか、あれは面白いですね。自分ってこんな情報出してたっけ、というのに繋がったりとかスキルを客観的に俯瞰したいときに面白い
あとは副業サービスとかもあるので、使ってみると便利だなと思っています。

LAPRASは自分の評価を客観的に判断するための仕組み

ーーアウトプットを続けるエンジニアに転職についてなどメッセージがあればお願いします。

転職活動って、どこかから逃げる方法ではなくて、自分が今どれだけのスキルを持っていて、どのぐらいの市場評価をつけてもらえるのか、自分の力を客観視してみてもらう方法の一つだと思っています。LAPRASは転職を考える前からそういうサービスの使い方をしていました。

他の会社さんだといくらで雇ってもらえるのか、どんなポジションを提供してくれるんだろうとか、自分の能力の不安を感じたときにも、自分のスキルの棚卸しとして転職活動をしてみると良いと思っています。

ある会社では評価がすごく低い場合がありますし、お前なんて他の会社では雇えないと言われる場合もありますが、転職するかは別として、自信がないときに試しにやってみて、自分のスキルってどのくらいだろうとか、他の会社で活躍できないって本当なのかとか、判断や客観視する仕組みとして使ってみるのはいいのかなと。

結果的に転職やめようとなる時もあるし、転職活動したからといって転職する必要もないと思うので、自分の評価を客観的に判断するための仕組みとして使ってみるのもいいかなと思います。LAPRASはそこら辺を客観視できるので、SNSとして登録していて面白いなと思ってますね。

ーーありがとうございました!

取材・執筆/永井亮

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