スカウトを好機に変えたのは「キャリアの棚卸し」という視点。ドクターメイトで「貢献と挑戦」を両立するエンジニアの話

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「LAPRASエンジニア活躍インタビュー」では、LAPRASをきっかけとした転職や副業を経験されたエンジニアの方へ、当時の転職体験や転職後のご活躍についてお聞きした記事をご紹介しています。

今回は、長年Web系企業で活躍され、LAPRASでのキャリアの棚卸しをきっかけに、医療・介護分野の自社開発サービスを提供するドクターメイトへ転職された渡辺さんへお話を伺いました。今後のキャリア形成に悩んでいるエンジニアの方や、技術的な挑戦と社会貢献の両立を目指す方はぜひご一読ください。


目次


渡辺さんプロフィール


<プロフィール> 渡辺 悟史(ワタナベ サトシ)さん

渡辺さんのポートフォリオはこちら


キャリアを「棚卸し」する中で生まれた、転職という新たな選択肢

―これまではどういった経歴を歩んでこられましたか?

大学では電子情報系の学科で学んでいたため、その専門性を活かしたいと、新卒では組み込み系の会社に入社しました。そこでは約6年間、主に携帯電話のWebブラウザなどの開発に携わり、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。

その後、SNS関連の会社でソーシャルネットワークアプリの開発を経験し、Web系開発がキャリアの中心となりました。組み込み系企業への出戻りなどを経て、最終的にはWeb系開発を担う医療系スタートアップ企業に移り、8年ほど在籍しました。

― 転職を考えるきっかけは何だったのでしょうか?

実は、転職活動を積極的に行っていたわけではありませんでした。ただ、自分の中で職務経歴や技術的なアウトプットを棚卸しする目的で、LAPRASに登録し、自分の情報をまとめていました。自分の状況を客観的に確認するためのツールとして活用していたんですよね。

そんな折、LAPRASの登録情報を見たドクターメイトからスカウトが届いたんです。お話を聞いてみたら面白そうだというところで、カジュアル面談に進みました。ドクターメイトとの接点によって、初めて「転職」という選択肢を具体的に意識するようになったんですよね。


転職の軸は「自己成長」と「より大きな社会的貢献」

― 転職を意識されてから、仕事選びで特に重視したポイントは何でしたか?

仕事選びで最も重要視した軸は2つあります。
一つは、エンジニアとして自分が成長できるかという点です。価値あるリソースとして社会に貢献し続けるためには、最新のテック技術を学べる環境に身を置いて成長することが重要と考えています。そのため、ドクターメイトが採用しているRustなど自身にとって新しい技術に挑戦できる環境であることは、大きなポイントになりました。

そして、もう一つは社会貢献性です。エンジニアは間接的にしか人を助けることができませんが、「人助け」に貢献したいという思いが私自身には強くありました。Web系企業での開発を通して、次はより社会的意義の高い領域で、人の役に立っているという実感を強く持ちたいと考えるようになったのもドクターメイトへの転職の大きな動機です。わかりやすい例で言えば、お医者さんのように直接人を治すことはできませんが、その活動のお手伝いができるという点に、強くモチベーションを感じています。

― ドクターメイトさんの事業は、まさにその「社会貢献性」に合致していたのですね。

その通りです。特に医療分野に加え、それを介護分野に応用するという点が興味深かったです。介護施設では一般的に医療アクセスがうまくできておらず、課題がたくさんありました。ドクターメイトのサービスで早期に医療相談や対処ができると知り、前職から取り組んでいたこととリンクし、未経験の分野ではありますがとても共感しました。同時に、もともと興味があった国の医療費の削減に貢献できる点も含め、魅力を感じました。


入社の決め手は「熱量」と「革新的な開発文化」

― ドクターメイトさんの採用体験の中で、特に印象に残っていることや、入社の決め手となったことはありますか?

まず、カジュアル面談で惹かれた点が2つあります。一つはテクノロジー面で新しい技術(Rust)を採用していたこと。もう一つは、モブ作業やペアプログラミングなど、ビデオ通話を繋ぎながら開発を進めるという開発スタイルが新鮮だったことです。前職はリモートワークでしたが、一人の時間が多かったため、この新しいスタイルで働いてみたいと強く思いました。

面接は、一次面接が現場エンジニアの方2名、二次面接が役員の方2名でした。一次面接では技術的なフィットだけでなく、ドクターメイトが現在抱えている悩みなども垣間見ることができ、自分が働いたときのイメージを具体的に持てたのが印象的でした。二次面接では、事業への考え方や趣味など、人となりを深く聞かれました。

最終的に気持ちが固まったのは、オファー面談のときです。開発メンバーの方々が同席して、私の経験がどのように活きるのか、そして「渡辺さんが入ってくると開発に厚みが出る」といった熱量の高いメッセージを直接伝えてもらいました。この、自分の貢献が具体的にイメージできる熱い言葉が、ここで働くという決意を固める決定打になりました。


常に人の体温を感じるリモートワークとAI活用

― 現在、ドクターメイトさんではどのような業務を担当され、どのようなスタイルで働かれていますか?

現在、弊社の「オンライン診療サービス」「精神科医療指導サービス」「日中医療相談サービス」の3つのサービスを、エンジニア4名のチームで担当しています。
役割としては、フロントエンドやバックエンドに限らず、基本的に全ての範囲のコードを書くフルスタックエンジニアとして取り組んでいます。

開発スタイルはリモートワークが前提ですが、朝晩は全員で認識合わせや進捗報告を行い、その後は2人組に分かれてペアプログラミングなどで開発を進めます。ペアでの作業は、最初は緊張しましたが、実際にやってみると「思ったよりざっくばらん」で、肩肘張らずに進められる点が良かったです。リモートワークでありながら、常に人の体温を感じられる環境が、刺激的で魅力的だと感じています。

― 念願だった「社会貢献性」を実感できる瞬間はどんなときですか?

一つは、実際に介護施設に見学へ行った際、自分たちが作ったサービスをどのように使っているかを教えてもらったときです。そして、顧客の成功体験レポートのようなものがSlackに流れてきて、それを読むと、ちゃんと貢献できているなという実感が湧き、大きなやりがいにつながっています。

また、コーディングにはGitHub CopilotなどのAIエージェントを取り入れ、生産性を上げる方向で取り組んでいます。AIの進化は目覚ましいですが、AIが書いたコードが本当に適切か見定める人間の目もまだまだ必要です。AIを過信せず、自分でコードを書くことと、AIのコード利用のバランスを考えながら活用していくことが重要だと考えています。


キャリアは「日頃の棚卸し」と「ワクワク」で決まる

― 最後に、転職を考えるエンジニアの方々にメッセージをお願いします。


これからAIなども出てくる中で、エンジニアとして成長し続けることは必須です。そのため、常に自分のキャリアを棚卸しし、自分の強みを把握しつつ、今後どう成長していくかと自分が貢献できる場所はどこかを常に考えていく必要があります。

私の場合は、LAPRASがその「棚卸し」を日常的に行う習慣につながりました。GitHubと連携してアウトプットを可視化できる点が、日々のモチベーションにもつながっています。転職の準備として、都度、職務経歴書を書くのではなく、LAPRASなどを活用して日頃から自分の立ち位置やアウトプットを更新し、キャリアについて考えておくという姿勢が大切です。

そして何より、自分が「ワクワクする」環境を選ぶこと、情熱を傾けられる仕事を選ぶことが大事だと思います。自分のキャリアにしっかりと向き合い、楽しいと思える道を選んでほしいです。

ー本日はありがとうございました!


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