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「LAPRASユーザーインタビュー」では、LAPRASをきっかけとして転職や副業を経験されたエンジニアの方へのインタビュー記事をご紹介しています。今回は、UXUIデザイナーからソフトウェアエンジニアに転身された藤田さんにお話を伺いました。
今後のキャリア形成に悩んでいるエンジニアの方や、エンジニア採用担当の方はぜひご一読ください!

目次
- 藤田さんプロフィール
- UXUIデザイナーからソフトウェアエンジニアへ
- LAPRASは指標を提供し、ユーザーの行動を変えてくれる
- 役割を限定せず、幅広い業務に携わりたい
- エンジニアは実力主義。着実にスキルを磨いていくことが成果につながる。
藤田さんプロフィール

2023年にデザイナーとして前職に新卒入社し、プロダクト開発におけるUX/UIデザインを担当。その後、エンジニアへのキャリアチェンジを目指し、2025年にKDDIアジャイル開発センター株式会社(以下、KAG)へ転職。現在は、これまでのデザイナーとしての経験を活かしながら、フロントエンドとバックエンドの両方に携わるなど、幅広い領域でプロダクト開発に携わっている。
インタビュー担当:永井亮
UXUIデザイナーからソフトウェアエンジニアへ
―現在の業務内容について教えてください
KDDIアジャイル開発センター株式会社でソフトウェアエンジニアとして働いています。
入社してまだ1ヶ月半ほどですが、社内で使うプロダクトの開発を主に担当しています。フロントエンド、バックエンドの両方に関わり、前職でデザイナーをしていた経験を活かしてデザイン関連の業務も担当しています。
―いままでのキャリアについてお聞きしても良いでしょうか?
23卒でデザイナーとして入社し、プロダクト開発のUX/UIデザインを担当していました。
もともと「ものづくり」が好きで、社会人になってからも独学でWebフロントエンドの勉強をしていました。
その話を社内のエンジニアにしたところ、「デザインエンジニア的な仕事をやってみない?」と声をかけてもらい、少しずつエンジニア業務に関わるようになりました。
その後、本格的にエンジニアとしてのキャリアを築きたいと考え、転職を経て現職に至ります。
―デザイナーからキャリアをスタートしたのですね
前職では主にデザイナーとして業務を担当しており、全体の約7割がデザイン関連、残りの約3割がエンジニアリングに関する業務でした。
エンジニアとして最初に担当したのはWebフロントエンドの業務でしたが、難しさを感じることもありました。その際、Androidエンジニアの方から「Androidエンジニアをやってみない?」と声をかけてもらい、Androidの勉強を始めました。
半年ほど学んだ後、「自分でアプリを作ってみたい」という興味から、実際に自作アプリを作成しました。そのアプリを社内で見せたところ、社内のエンジニアから「じゃあ実務にも参加してみる?」と声をかけてもらい、Androidエンジニアとして約3割程度の業務を担当するようになりました。
LAPRASは指標を提供し、ユーザーの行動を変えてくれる
―エンジニアとして日々どのようなアウトプットや貢献をされていますか?
Qiitaで技術記事を書いたり、noteにデザインの経験を活かした記事を投稿していました。
また、オフラインの技術系の勉強会にも参加していました。時々そういった勉強会の場で登壇させてもらうこともありました。
―LAPRASを活用されていると伺ったのですが、使ってみてどうですか?
ユーザーの行動を変えてくれるサービスだと思います。
転職活動中に「LAPRAS」を使っていました。自分のアウトプット状況がスコアで可視化されるので、それを見て「もっとポートフォリオを華やかにしたい」と思いました。そのために、記事を書いたり、個人開発をしていました。スコアが少しずつ上がるのがモチベーションになっています。
―確かに実績がスコアで見えるのはモチベーションになりますね。
そうですね。GitHubアカウントを作ったばかりの頃はスコアが低くて「全然ダメなんだ」と現実を突きつけられました。ですが、どうすればスコアが上がるのか考えながら試行錯誤し、記事の執筆や個人開発を進めていくうちに少しずつスコアが伸びていきました。それが大きなモチベーションになりました。
役割を限定せず、幅広い業務に携わりたい

―デザイン業務とエンジニア業務の両方に携わってこられた中で、今回思い切ってエンジニアに転身しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
今回の転職は「完全にエンジニアにジョブチェンジする」という思いで行いました。きっかけは、自分で動くものを作るのが純粋に楽しかったからです。そして生成AIが盛り上がっている中で、「デザイナーのバックグラウンドを持ちながらエンジニアをやってみたら面白いのでは」と思ったからです。
前職では、プロジェクトに「デザイナー」として参加するとデザイン業務しか担当できず、「エンジニア」として参加するとフロントエンドなど限られた範囲の業務しか任されませんでした。
私はデザイナーとしてのスキルも活かしつつ、エンジニアとしてのスキルも伸ばしたいと考えていたため、もっと役割の幅が広い環境で働きたいと思っていました。プロフェッショナルとして一点突破するよりも、幅広く「やりたい」と手を挙げたことを任せてもらえる環境を求めていました。
―幅広い役割を任せてもらえるような会社に転職したかったのですね
エンジニアをメイン業務にしたかったので、最悪デザインができなくても問題ないと思っていました。ただ、スピード感を持って開発している小規模なチームで、求められるスキルの幅が広い会社には魅力を感じていました。前職は20〜30人規模のチームでしたが、今は10人以下のチームでスピード感を持って動いているので、役割の幅が広く、その点でも自分に合っていると感じています。
現在のプロダクトには専任のデザイナーがいないため、UIやフロントエンド部分で提案をすることがあります。チーム全体に「良いプロダクトを作ろう」という意識が強いため、ユーザーインタビューを行い、改善策を検討することもあります。こうした場面で、デザイナーとしての経験も活かされています。
―今回LAPRASを使って転職されたと伺ったのですが、どのような転職でしたか?
KAGからスカウトをいただき、「一度カジュアル面談をしてみませんか?」という内容でした。お話を聞いてみたところ、会社や業務内容に興味を持ち、そのまま選考に進み、最終的に入社することになりました。
―スカウトをきっかけに転職されたとのことですが、スカウトメッセージの中で特に印象に残った点や、気になった部分はありましたか?
ポートフォリオをしっかり見てメッセージを送ってくれている会社には、誠実な印象を受けました。
LAPRASでは、自分のポートフォリオのリンクがクリックされると「この会社が見ました」と表示されるので、それを見ると「本当に興味を持ってスカウトしてくれているんだ」と感じることができ、ポジティブに思います。
スカウトメールを見た後に求人票を確認すると、「この会社は自分と合っているのかな」と思うこともありましたが、企業側も何かしらのポイントを見てスカウトしてくれていると感じていたので、職種や求人票の内容に固執せず、事業内容や会社の特徴に興味があれば返信するというスタンスでスカウトを活用していました。
―当時気になっていた事業の特徴などはありましたか?
自社開発かクライアントワークか、という点が大きなポイントでした。前職がクライアントワークだったので、自分の好きな業界で働けるかもしれないと思い、自社開発をしている会社には特に興味を持っていました。最終的にはクライアントワークメインの会社に入社しましたが、その視点は意識して求人を見ていました。
―カジュアル面談で気になったポイントはありますか?
カジュアル面談では、スライドを使って会社説明をしていただけるとありがたいです。事前に会社のことは調べていましたが、実際の雰囲気や具体的な情報を直接聞けることで、安心感がありました。
当時はエンジニアとしてジョブチェンジするかどうか迷っていた時期でもあり、マニュアル通りの堅い面談よりも、オープンで雑談ベースのカジュアルな面談だと、会社の内情や不安に感じていることも気軽に質問することができました。
KAGとの面談の中で印象的だったのが、会社として「社員一人ひとりがやりたいことに柔軟にチャレンジできる環境をつくる」という姿勢を大切にしている点でした。業務だけにとどまらず、個人開発や技術的な探究にも理解があり、メンバーの興味関心を尊重してくれる風土があることに共感しました。
そういった話を聞く中で、「ここでなら、自分の持っているデザインの経験を活かしながら、エンジニアとしてのスキルも幅広く伸ばせるかもしれない」と感じ、選考に進むことを決めました。
エンジニアは実力主義。着実にスキルを磨いていくことが成果につながる。
―転職後、実際に働いてみての満足度はいかがですか?
満足度は高いです。
内定をいただいた際、選考に関わった方々からポジティブなフィードバックをもらい、自信になりました。
入社後も上司やチームリーダーが「やりたいことができているか」を気にかけてくれ、自分の成長につながる環境だと感じています。もちろん大変なこともありますが、総合的には良かったと思っています。

―入社前のイメージとのギャップはありましたか?
大きなギャップはなかったです。ただ、デザインとフロントエンドしか経験のない状態で入社したので、バックエンドなど未経験の領域に挑戦させてもらえる点は「ある意味容赦ないな」と思いました(笑)。それも含めて良い環境だと思います。
―エンジニアにとって「最善のマッチング」とは何だと思いますか?
端的に言うと「会社が欲しい人材」と「求職者のやりたいこと」が合致することだと思います。ただ、そのプロセスは簡単ではないと思います。
―LAPRASを使って転職されるエンジニアへのメッセージ
LAPRASは、最近使ったサービスの中でお気に入りのひとつです。
自分のポートフォリオやnoteの記事などを自由に公開できるため、単にスキルを伸ばすだけでなく、「自分を魅力的に見せる」ためのツールとして活用できる点が魅力です。
特に、技術記事やアウトプットは企業の目にも触れるため、たとえスキルに自信がなくても、積極的に記事を書いて発信していくのがおすすめです。
LAPRASを活用して転職を考える場合、「技術力スコア」が一つの指標になります。個人的な感覚では、スコア3.0以上になると企業からの注目度が高まると感じています。そのため、LAPRASをまだあまり活用していない方は、まずは技術力スコア3.0以上を目指すことで、明確な目標が立てやすく、モチベーションにもつながると思います。
―女性エンジニアへのメッセージはありますか?
エンジニアに性別は関係ありません。
確かに女性はまだ少ないですが、だからこそ、コミュニティの中に女性がいることで共感し合えることも多く、お互いの経験や苦労を分かち合える場にもなります。
エンジニアは実力主義の世界なので、性別に関係なく、着実に努力を続けていけば必ず成果につながります。ぜひ、一緒に頑張っていきましょう。
ーー ありがとうございました!
藤田さんのように納得度の高いキャリア選択をするため、ぜひLAPRASの登録情報(SNS連携や職歴、今後のキャリアでやりたいこと)をブラッシュアップしてみてください。
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