QAエンジニアのMark(@mkwrd )です。
このたび、LAPRASを通じて、株式会社マネーフォワードにQAスペシャリストとして副業で参画させていただくことになりました!
今回せっかくなので、LAPRASに登録してから副業を始めるまでの経緯をご紹介します。
採用くださったマネーフォワード側目線の記事はこちら!
本記事と併せて、ぜひ採用する側・される側両方の視点をお楽しみください。
LAPRASとの出会い
マネーフォワードと同様に、本業である株式会社グロービスでは、LAPRAS SCOUTを活用して採用を展開しています。ぼく自身もLAPRAS SCOUTを使い、QAチームの採用活動を進めています。
LAPRAS SCOUTを使っていて、ある時ふと、登録者側はどういう操作をしているのだろうと思い、個人でLAPRASに登録しました。
ぼくは個人ブログを持たない代わりにTwitterでの発信を重視しており、LAPRASはTwitterアカウントと連携させて使っています。
この連携がとてもスムーズで驚きました。転職情報サイトといえば、登録時に大量の個人情報を入れるものだと思っていましたが、ボタン1つで連携が完了したことに感動すら覚えました。
ついでに、転職サイトのWantedlyと、IT勉強会のプラットフォームであるConnpass、そして社外勉強会で登壇した資料をアップロードしているSpeakerDeckも連携登録しました。
SpeakerDeckと連携されている点は、LAPRASで特に気に入っているところです。
登壇実績をアピールしやすかったり、スライドをご覧くださったうえでお声がけくださる企業が多くなり、期待値のすり合わせがとてもしやすくなります。
また、現職を離れるつもりはないので「興味のある雇用形態」では「副業」を設定しました。
他の転職サイトでは正社員が前提となっていることもありますが、LAPRASでは雇用形態を選べるところが使いやすいですね。
正直なところ、副業が決まるとは、この時点ではまったく思っていませんでした。
副業が解禁されている企業は増えてきている一方で、副業での就業を受け入れる会社はあまり多くないという社会的課題を感じていたためです。
LAPRASに登録したはいいけれど、チャンスにつながる可能性は低いだろうと見ていました。
好感を持ったマネーフォワードからのアプローチ
LAPRASに登録してからしばらく経ってから、マネーフォワードの人事の方からメールが届きました。メッセージをいただいたときには、とても意外に感じられました。
文面を拝見すると、経歴・経験を踏まえたうえで、マネーフォワードがどんなビジネスをしていて、今度はどういうことに力を入れていきたいかに触れていました。そして、副業でアドバイザー業務などを想定していると結ばれていました。
読み終わった頃には、興味と好感を持ちました。
これまで受け取ったことのあるスカウトメッセージの多くは「少しだけパーソナライズされたテンプレート文章」という印象が強いもので「誰でもいいからバラまいているんでしょ」と感じていました。
しかし、今回受け取ったメッセージからは「テンプレートっぽさ」を感じることなく、また、副業でという前提も明確に置いてくれていたので、安心してお話を伺えそうだと思いました。
余談ですが、個人的にも、カジュアル面談のお誘いをするときには相手の方のご経歴・ご経験やTwitterでの書き込みを参考に、ゼロから文章を書いてお送りしています。
テンプレートは便利ですが、あくまで補助であり、使わないことも多いです。
仕事選びは人生の一大事ですから「いやしくも採用を検討しているならば、誠実に接触するのが当然だ」と考えているためです。
マネーフォワードから届いたメッセージは、こうしたぼくの(とても頑固な)姿勢にもマッチしました。
オンラインで行われた面接では、とてもカジュアルな雰囲気でお話することができました。
利用者が増えている「マネーフォワード クラウド」のHR領域で、今後どういうQA組織を作っていきたいか、また最終的には「QAチームを必要としない開発組織」を目指したいというお話も飛び出し、活発な意見交換ができました。
SpeakerDeckで公開している登壇資料やグロービスのテックブログなども読んでくださっていたことも、とても嬉しかったです。
組織として目指すところに向けて力強くドライブするために必要な人材だと考えてお声がけくださっていると感じ、ぜひお力になりたいと心を熱くしました。
その後、数回のやりとりで契約条件などを整えました。本業のグロービスからも副業の許可を取り、ついに人生初の副業を始めることになったのです。
出勤初日
こうして、株式会社マネーフォワードに2021年5月16日付で副業として参画しました。週に1日、それも数時間で、フルリモート勤務です。
面接の印象から、きっとフランクな雰囲気なのだろうと思っていましたが、想像以上に賑やかな会社で驚きました。Slackでの活発な書き込みはもちろん、oViceを使ってオフィスで働いているような感覚で仕事ができたり、社内の情報連携も整っているところが印象的でした。イマドキの金融系はカタイだけではないのだと改めて認識しましたが、やはり金融系らしく、入社時の研修が非常に充実していて、時間がすぐに過ぎていきました。QAの仕事に本格的に着手できるようになったのは、翌週になってからでした。
副業という「てこ」が拓くQAエンジニアの新しい活躍の場
今回、ぼくがマネーフォワードでの副業を引き受けた理由は、実は2点あります。
ひとつは、これまでお話ししてきたようにマネーフォワードが作っていきたいQA組織のあり方に共感し、力になりたいと強く思ったことです。
そしてもうひとつが、QAエンジニアの新しい働き方の形を切り拓く可能性を副業に見出したからなのです。
副業としてジョインしてから2ヶ月ほどで、すでにいくつかのチームから品質・テストに関する相談を受けています。
それぞれ抱える問題は異なるので、まずは丁寧にヒアリングし、一緒に解決への道筋を探っていきます。
品質に対する感度が高く課題感を持っている方が多いので、アジャイル開発における品質への取り組みや、テスト自動化の方針などがよく話題になります。
いつまでも議論していたい気持ちを抑えつつ、短時間にできるだけ多くのヒントをお渡しできるよう、過去の登壇資料を使ったり、話し方やファシリテーションも工夫しています。
このような、品質に関する知見・経験を活かしたアドバイザー業務は、QAエンジニアが副業としてピンポイントで活躍するのに最適だと確信しています。少ない力で大きな結果を出す「てこの原理」にたとえると、副業は「てこ」ではないでしょうか。
また、本業のグロービスQAチームとの交流も活発にしたいと思っており、手始めに両社のQAエンジニアによるクローズド勉強会を主宰するつもりです。副業をきっかけに異なる会社のQAチーム同士がシナジーを発揮できるようになったら、素晴らしいと思いませんか? ここでも副業が「てこ」の役割を果たしています。
LAPRASは何をマッチングしたか
QAエンジニアのワークスタイルを広げるために、今はまだ一般的とは言いがたい「副業」という道が有効でパワフルな選択肢だということを、グロービス、そしてマネーフォワードの仲間たちと共に示していく——これこそがLAPRASがマッチングしてくれた、ぼくの新たなミッションなのです。
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